双龍産業株式会社

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コバルト【Umicore】

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商品紹介

ユミコア社のコバルト粉末は弾性限度が高い一方、塑性が低い事から適度な砥粒の保持力を持っております。また、最大の特徴として標準コバルト粉末では防止が難しい焼結時のダイヤモンド砥粒の炭化を抑える事が出来ます。
ラインナップは、純コバルト、WCとのプレミクス、造粒粉、また低コバルト粉末“Cobalite”(コバライト)、超硬用コバルトを各種揃え、幅広いユーザー様のニーズにお応えしております。

コバルトの主な特性

純コバルト

純コバルト グレード表

ダイヤモンド工具業界向けに特化した、5種類のコバルト粉をご用意しました。

粉体品

CO7106(COUF)

CO6105(COF)

CO6101(COC)

CO6102(COD)

CO6106(COH)

粒径 (µm)

0.9

1.25

1.6

1.8

3.5

見かけ密度(g/㎤)

0.8

0.9

0.9

1.0

1.45

最低焼結温度

775℃

800℃

825℃

825℃

825℃

推奨焼結温度

800℃

825℃

850℃

850℃

925℃

COUF CO7106 SEM×5000 (1㎝=2μm)
COF CO6105 SEM×5000 (1㎝=2μm)
COC 6101 SEM×5000 (1㎝=2μm)
COD 6102 SEM×5000 (1㎝=2μm)
COH 6106 SEM×5000 (1㎝=2μm)

旧ユーロタングステン製品に加え、下記のユミコア社コバルト製品も販売しています。

↓特性 グレード→

Cobalt 400 Mesh

Cobalt Extra Fine

Cobalt Half Micron

Cobalt Ultrafine

粒径(µm)

3.8

1.45

0.7

0.9

粒度分布

D10 乾燥時,
レーザー解折法 (µm)

4.5

1.4

1.4

1.7

D50 乾燥時,
レーザー解折法 (µm)

10.5

3.6

2.6

3.2

D90 乾燥時,
レーザー解折法 (µm)

18.0

8.5

4.9

6.0

見かけ密度(g/㎤)

1.9

1.2

1.2

1.2

タップ密度(g/㎤)

3.0

2.5

2.3

2.5

ダイヤモンドへの反応性

コバルトボンドのセグメントはダイヤモンドの炭化をほぼゼロの状態にまで抑えることができます。

 

焼結温度による硬度の変化 (ホットプレス時)

幅広い焼結温度での硬度の安定性
結晶粒の成長がないため、均質なセグメント製造が可能となります。

 

機械的性質

ISO2740:2009規格による引張り試験
弾性限度が高い一方、塑性が低い事から切断時の砥粒は適度の保持力を持っています。

コバルトプレミクス

WC+コバルト グレード表

粉体品

ME1108

ME1107

ME1106

ME1105

ME1101

炭化タングステン(%)

10

20

30

40

75

コバルト(%)

90

80

70

60

25

見かけ密度(g/㎤)

0.9

1.0

1.1

1.2

2.2

理論密度(g/㎤)

9.3

9.7

10.2

10.8

13.2

推奨焼結温度

850℃

950℃

1030℃

1060℃

1190℃

ビッカース硬度

350

400

440

470

-

ブリネル硬度

340

390

420

450

-

プレミクス粉でのデータのばらつきは最大±1%です。
細かく分散された炭化タングステン(WC)により、コバルト単体よりも高い硬度とより大きな耐摩耗性を有する工具の製造が可能となります。
標準的な構成は下記の通りです。

二種類の粉末をよく混合させる方法を開発してきました。
それにより各ロットが高い均質状を保っています。

焼結したWC-CO粉末の金属組成(×500)

コバルト造粒粉

純コバルト粉末(CO7106、CO6102)、WC-Coのプレミクス粉末(ME1107)が造粒粉としてご用意がございます。(63~450μm又は250~630μm)

造粒粉の利点
コバルト造粒粉 グレード表

ベース材

CO7106

CO6102

ME1107

造粒グレード

CO5106

CO5102

CO5112

ME5107

ME5117

見かけ密度(g/㎤)

2.3

2.0

2.0

2.6

2.7

タップ密度(g/㎤)

2.6

2.3

2.3

2.9

3.0

ホールフロー(s/50g)

8.0

9.0

9.0

7.0

7.0

結合剤(%)

2.75

2.5

3.0

2.75

2.75

顆粒 (µm)

63-450

63-450

250-630

63-450

250-630

低コバルト粉 “Cobalite®”

コバライト® グレード表

コバルト含有量が少ないため、人体への影響が少なく実用的な製品です。

↓物性 グレード→

Cobalite CNF
(Cobalt and
Nickel Free)

Cobalite
601

↓物性 グレード→

Cobalite
UMHDR

粒径 (µm)

2.2

5.5

粒径 (µm)

5.5

コバルト(%)

-

10

理論密度(g/㎤)

8.19

銅(%)

26

20

見かけ密度(g/㎤)

2.4

鉄(%)

68.4

70

タップ密度(g/㎤)

3.5

真密度(g/㎤

8.18

8.16

酸素(%)

0.4

タップ密度(g/㎤)

1.5-2.3

2.2-3.0

最低焼結温度

750℃

粒度分布 d50(μm)

12

10

推奨焼結温度

850℃

推奨焼結温度

800-850℃

775℃

焼結温度による硬度の変化 (ホットプレス時)

最低焼結温度:750℃ 推奨焼結温度:850℃ 推奨圧力:350kg/㎠

超硬用コバルト

超硬用コバルト グレード表

各種用途に適した球状および伸長型コバルト粉末の両方をご用意しております。超硬工具は、自動車産業(切削工具インサート)、石油・天然ガス、掘削・探査、電子機器(PCBドリル)、金型(成形、抜き型)などに広く使用されています。

↓成分 グレード→

CO6104

CO6124

CO6004

↓特性 グレード→

Half Micron
Powder

Ultrafine
Powder

Spherical Extrafine
Powder

Cobalt 100 Mesh

粒径(µm)

1.25

1.25

0.9

粒径(µm)

0.65

0.90

1.2

3.8

コバルト(%)

99.9

99.9

99.9

粒度分布

D10 乾燥時,
レーザー解折法 (µm)

1.2

1.7

2

5

酸素(%)

0.5

0.5

0.5

D50 乾燥時,
レーザー解折法 (µm)

2.5

3.3

4

12

炭素(%)

0.002

0.002

0.002

D90 乾燥時,
レーザー解折法 (µm)

4.7

5.8

8

20

鉄(%)

0.003

0.003

0.003

見かけ密度(g/㎤)

1.2

1.2

1.3

1.8

ニッケル(%)

0.03

0.06

0.06

タップ密度(g/㎤)

2.4

2.5

2.7

2.9

ケイ素(%)

0.002

0.002

0.002

荷姿

メーカー紹介

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